先日の事。
ジジョが洗面所の灯りがつかないと言って来た。
見てみると確かにつかない。
カバーを外してみるとグローランプも蛍光灯も黒くなっている。
「あーこりゃ寿命だな」と思い、どちらか調べるのも面倒だし、かなり黒ずんでいるので両方交換する事にした。
洗面所の蛍光灯は丸型の30Wタイプ。
最近、家の省電力化に凝っているボクとしてはこれはチャンスだ。
早速調べてみる。
まず灯りの省電力化といえばLED。
調べてみると出ていないわけではないが、高い。
エコマックスジャパンさんの商品では1万2千円くらい。
これはちょっと無理かな。
という訳で蛍光灯の省エネタイプは出ていないのか調べてみると、パナソニックが少し省エネタイプを出していたが、インバーター機器でないと効果を発揮しないらしい。
残念ながら蛍光灯は普通のを買ったほうが良さそうだ。
お次に目をつけたのがグローランプ。
あまり気にしたことも無かったが、一応調べてみることにする。
調べてみるとグローランプにも種類がある事が判明。
以下、wikipediaより一部抜粋。
点灯管
数回動作し、蛍光灯を点灯させる。 点灯するまで、点灯管と蛍光灯は点滅を繰り返す。 蛍光灯の点滅は電極のエミッターを何度も飛散させ、エミッターがなくなると蛍光灯は点灯しなくなる。 蛍光灯を点灯させるのにかかる時間は、約3秒。 寿命は、6,000回以上。 100円ショップのほか、一部量販店では80円程度で売られている。 この他最近は、従来比約3倍(18,000回)の寿命の長寿命点灯管もある。 通常の点灯管よりもやや高い(200円程度から)が、電子点灯管に比べるとずっと安く導入しやすい。 2009年頃より、需要は縮小傾向にある。
電子点灯管
電子回路により、一回の動作で蛍光灯を点灯させることができる。 そのため、ラピッドスタート方式や高周波点灯方式のように点灯する。 電子回路により一定時間確実に予熱し、点滅も一回のみのため、通常の点灯管と比べてエミッターが飛散しにくく、蛍光灯も長持ちする。 蛍光灯を点灯させるのにかかる時間はE形で約1.2秒、P形で約0.6秒。 60,000回から120,000回以上の点灯ができる。 長寿命のため、総額が安い。
デジタル点灯管
デジタル回路により、一回の動作で蛍光灯を点灯させることができる。 そのため、ラピッドスタート方式や高周波点灯方式のように点灯する。 蛍光灯を点灯させるのにかかる時間はFG1E相当品で0.8秒、FG5P/FG4P相当品で0.6秒。 最大200,000回の点灯ができる。 点灯可能回数が多いため、点灯を繰り返す場合に向いている。
これだけ読むと断然デジタル点灯管だ。
イニシャル、ランニングコスト的にみると元が取れるとか大幅に節約出来るとかは思っていないが、高性能ってギミックに惹かれてしまう。
早速デジタル点灯管を調べてみると、そもそも作っている会社が1社しか見当たらない。
どうもデジタル点灯管ってのはジャンルというより製品って感じだ。
まぁそれでも性能がその通りだったら全然問題ない。
が1社の製品なんで、あまりその辺で売っていないようだ。
通販でも良いのだが、何日も洗面所が暗いってのも困る。
そんなわけで帰りがけにビックカメラに寄って、電子点灯管でも買ってこようと思って行ってみると、デジタル点灯管が売っている。
しかも残り一つで、他の商品の裏側にひっそりと掛かっていた。
もうこれは買えと言っているに違いない。
迷うことなくデジタル点灯管と蛍光灯を手に取り、レジへ向かっていた。
買ってきたのはこんなヤツ。
「取付けるだけで家計も明るくなる!」なんてツッコミを入れたくなるキャッチフレーズが印刷されている。
これで我が家の家計も明るくなったに違いない。
さて取付けてみた結果だが、確かに灯りがつくのは早い。
一呼吸でつく感じだ。
しかし、そもそも前が遅かったのかというと、正直良く分からない。
きっと遅かったし、複数回点滅してたんだと思う。
灯りがつくのが遅いとか複数回点滅するのが気になる人には、かなりお勧め製品だと思うが、ボクのようにそもそも気になっていなかった人にはどうなんだろう?
ちなみにボク以外の家族はデジタル点灯管に切り替えた事は知らない。
そんな家族からは特に早くなったとか点滅が無くなったとかの声は出ていないようだ。
問題点も認識していなければ、問題点にすらならないって事なんだろうなぁ。
そんなわけで新居になってから初めての蛍光灯切れ。
洗面所なんで結構頻繁にON/OFFされて、酷使されていたんだと思う。
そういった意味では点灯可能回数が多いデジタル点灯管は結構有意義だと思う。
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