昨年から手をつけたいと思っていたエコキュートの断熱強化。
我が家は普段「おまかせ節約」というモードを使用しているのだが、冬場になると湯切れが発生する。
「深夜のみ」というモードに切り替えると湯切れは起きないのだが、「深夜のみ」は高温を大量に沸かすので電気消費量が激しい。
春、夏、秋と同じモードで同じ湯量を使用するのに湯切れが発生するってことは、保温したお湯が冷めているって事だ。
そこで、エコキュートの貯湯タンクの断熱を強化したいと思っていた。
色々調べてみると、世の中には同じようなことを考える人が結構いるもんだ。
エコキュートの上に木箱をかぶせたり、レジャーシートで貯湯タンクをくるんだり、グラスウールを詰め込んだりと色々な方法で対策をしている。
とりあえずどんな方法が取れそうか、パネルを外して中を覗いてみる。
うーん、結構ギッシリ詰まっていて内部に追加するのは結構厳しいかもしれない。
外してみて驚いたのはむき出しのパイプが結構あることだ。
水が通る管だけでなく、お湯が通る管も巻いていない。
巻いてあるパイプもあるが、端まで届いてなく中途半端な感じ。
これってこんなもんなんだろうか??パナソニックさん。
中でも熱交換していると思われる写真左側中央は熱交換器もそこから出ている管も全く対応されておらず、触ると結構熱い。
事前調査が終わり、ボクとしては外側に断熱を追加する事にした。
電子部品の高温化による劣化リスクがあるが、もともと外の炎天下でも使用されるものだ。
またお湯の温度も一番高温状態で90℃。漏れてくる温度もそこまでは多くないだろうし、内部の空気の温度はそんなに上がらないのではないかと踏んでいる。
目的もタンクの熱を逃がさないのではなく、外気の影響を少なくしたい。
寒冷地などではタンクを屋内に設置するケースもあるようなので、これも屋内と思えばそう悪くはないだろう、とか考えながら取り敢えず箱を作成。
スタイロフォームで箱を作り、そのままでは紫外線でボロボロになってしまうのでレジャーシートを貼りつけていく。
しかしデカイ。デカすぎる。
先週末に箱だけ作ったのだが、1週間邪魔でしょうがなかった。
ちょっと外に出ている間にチョージョにいたずらをされる。
先程の箱は上部と左右、背面のみで、前面があいている。
前面は上の写真の通り、余った材の有効利用を兼ねて蛇腹にしている。
前面はメンテナンスの為に開けるようにする必要があるので、こうしていれば簡単にめくれるようになる。
設置前に余ったレジャーシートも活用する。
エコキュートのタンクの下はコンクリの基礎があるが、コンクリって結構冷気が凄い。
なんで、下側にレジャーシートを2枚重ねで貼り付ける。
タンク下部の開いているところも、レジャーシートでふさいでいく。
反対側は管が多いので、適当に挟みこんでみた。
気休めな感じだ。
そしていよいよ箱を被せる。
我ながら、ぴったりのサイズだ。
前面も取り付ける。
前面の側面部分は固定してしまうと、めくれなくなるので養生テープで止めるだけにして簡単に剥がせるようにした。
レジャーシートのままだと耐久性もちょっと心配だし、何より近所迷惑だ。
なにか良いものはないかと探したのがタイヤラックカバー CVP-710だ。
大きさ的にもなかなか良い感じだ。
そんなわけで被せてみる。
あれっちょっと長さが足りない。
タイヤラックカバーの上部の丸みも考慮して短めにしたのだが、まだ長かったようだ。
まぁコレくらいのはみ出しであれば許容範囲ということで、一旦完成。
心残りは内部のむき出しの配管。
直接触れる分には結構な高温なので耐熱チューブを使用しなくてはダメだが、近所のホームセンターでは見当たらなかった。
コレで余り効果がでなければ、追加対策として考えてみようと思う。
さてこれで今冬は「おまかせ節約」で湯切れなしで乗りきれるだろうか?
ちょっと楽しみだ。
1 件のコメント:
いいなら自分もやろうかと思います!
結果お願いします🙇⤵
コメントを投稿