2010年1月14日木曜日

火災保険解約か?

確定申告の次は地震保険と先日書いたが、さっそく地震保険も確認してみた。
地震保険は昨年5月くらいに、金融庁から構造判定基準の見直しが認められたそうだ。

具体的には省令準耐火建物に該当する場合には保険料が安い「イ構造」とし、該当しない場合は保険料の高い「ロ構造」とするそうだ。

我が家は該当するので「ロ構造」から「イ構造」へとなる。
この件は一昨年損害保険料算出機構が提出していた資料から、検討中となっていた為、ボクは取りあえず地震保険は1年契約としていたのだ。

不思議な感じだが、実際新しい基準が適用される日は各社マチマチらしい。
新しい基準を適用するために、新しい保険商品を開発する必要がある為だろうか?

とりあえず、代理店さんの方に質問を投げてみることに。
・新しい基準の地震保険はあるのか?
・現在の地震保険を更新して、新しい基準を適用することは可能なのか?

回答としては
・新しい基準はあるが、今の地震保険では適用することができない。
・適用するためには火災保険を解約し、新しい基準に対応した火災保険に入りなおす必要がある。
との事だ。
タイムリーな事に代理店さんの方から郵送でお知らせを送った所だったそうだ。

火災保険の解約・新規。これも不思議な感じがするが、地震保険は元々火災保険ありきの保険だからなのだろうか?
調べてみると火災保険も構造の判定基準が変わったようだ。
僕の場合、C構造からT構造(従来のB構造:鉄骨の建物など)に変更になる。
但し、もともとC構造の省令準耐火建物で割引が効いていたから、割引率としては同じくらいだ。
解約・新規で若干足が出るくらいだろうか。

火災保険の割引は余り変わらなくても、地震保険は結構違う。
地震保険は今後も続けるつもりなので、この際に火災保険を解約・新規しようかと思う。
まずは見積を取ってみよう。

しかし改めて思ったのは、ツーバイってのは火災や地震に強い構造なんだなという事だ。
損害保険料算出機構ってのは保険の支払い実績より、保険料を算出しているそうなので、かなり客観的な評価だと思う。
色々なメーカーが自社商品を震災でも倒れませんでしたって言っている事よりは、よっぽど信頼できそうだ。
色々調べていたら、今回の改訂に関する意見聴取の議事録とかを見つけた。
色々思惑が見えて面白い。というよりもかなりストレートだ。
安い方に改訂されるほうも、高い方に改訂されるほうも、結局は自分のところの利益を守る為だけに動いている気がする。
企業としては当たり前なのだが、小さい組織って訳でもないので、それだけってのも寂しい話だ。
今回の改訂が100%正しいって訳ではないと思うが、ベストなところへ前向きに議論されればと思う。

0 件のコメント: