2009年7月13日月曜日

石膏ボードは高い

と言っても買う値段ではない。
廃棄するのが結構高い。

我が家には廃棄したい石膏ボードが約10枚分くらいある。
建築中に出た廃材ではなく、ボクが色々やってて出た廃材だけど。
当初は袋に入る位に切り分けて、燃えないゴミの日に出せばよいかなと軽く考えていた。
石膏ボードはカッターで簡単に切れる。
切れるというのはちょっと違うかな。
カッターで切れ目を入れて、軽く叩くとペキッと折れる。
これは楽だと思い、がんがん袋詰めにしていった。

そして、いざ捨てようと思った時に、カミさんが調べたらしく「石膏ボードって燃えるゴミで捨てられないっぽいよ」と一言。
うーん、困った。
取りあえず、どうしたら良いかカミさんが市役所に聞いてみた。
結果としては燃えるゴミでも粗大ゴミでも扱えないそうだ。
廃棄物として業者に廃棄を依頼するしかないらしい。
後で調べて分かったのだが、廃棄物となった原因は色々ニュースになっていた「東横イン」の事件がきっかけらしい。
なんでも地下室に放置した石膏ボードが水に含まれていた細菌と反応して硫化水素が発生したそうだ。
ニュースは知っていたが、当時は軽く聞き流していた。

しょうがないので、市役所の方で紹介された業者に打診してみると、値段を聞いてビックリ。
A社2万5千円、B社3万円だそうだ。
そんなに安くはないだろうとは思っていたが、想定以上だった。
買うより捨てる方が高い。

困ったなぁと思いつつ、色々自分でも業者を探してみる事にする。
そんな中同じ市内のN産業さんをネットで発見。
かなり業者向けな感じで個人の取り扱いは微妙だったが早速問い合わせてみた。
回答としては産廃の運搬がメインで処理場へ運ぶのが主な業務らしい。
N産業さんに頼むと運送料がかかるので、同じ市内であれば量も多くなさそうなので中間処理場に直接運んだ方が良いですよとアドバイスを貰った。
処分料金1Kgあたり65円なので、直接持っていった方が間違いなく安くなりますよとの話だ。
しかも、中間処理場の業者にN産業のNの紹介ですと言えば話が通りますのでと紹介までしてもらった。
このご時世に自社の利益には何も結びつかない事を、時間を割いて本当に丁寧に応対してくれた。
ありがとうございます。

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