2008年9月11日木曜日

我が家の断熱仕様

R2000住宅を目指すと書いておきながら、殆ど高気密・高断熱のエントリーがなかった。
この辺で高気密・高断熱仕様をまとめてみよう。
まず、構造だが木造軸組みではなく、2x4となる。
2x4にした理由としては気密が取りやすい事、SO設計事務所が2xを専門?にやっているからだ。
また、よく論争になっている内断熱(充填断熱)、外断熱(外張り断熱)については、どちらともいえない。両方行っているハイブリッド断熱だ。

外壁回りは内断熱部分はノンフロンウレタンの充填吹きつけ、外断熱部分は透湿性のあるEPS系の断熱材で囲む形となる。この部分はハイブリッドだ。


1階床部分の断熱は根太レスで床下にカネライトフォームを貼り、その上に構造用合板が付く形になる。その為、床下は室外であるが、浴室(土間も?)は基礎内断熱となり、浴室下は室内となる。
この場合、床下点検口から浴室下に行くときは断熱材で塞がれて困ったことになりそうだが、最近は基礎用の断熱扉があり、それを開けて浴室下にいけるようになるとの事だ。
凄い。
2階床部分はロックウールが使われているが、こちらは断熱目的というより遮音目的のものだと思う。

屋根については遮熱通気材を使い、通気層を確保し、内側からノンフロンウレタン吹きつけを行う。厚みはこの部分は2x6の材となるので結構厚い。

窓は以前のエントリにも書いたが、シャノンさんの遮熱断熱樹脂サッシを使う。
全て遮熱なので中間期のオーバーヒートの抑止にも役立つと思う。
木製サッシはあまり検討しなかった。予算もあるが我が家は総2階なのでメンテナンスが難しいからだ。

24時間換気についても以前のエントリに書いてあるが、松下製のバイパス機能付きのものを採用した。こちらもオーバーヒート対策である。

SO設計事務所さんは東京でR2000住宅をバンバン建てていたハウスメーカー(今は撤退している)の方が中心となって設立した会社だ。
そういうこともあって高気密・高断熱については余りお願いすることもなく当然のように色々やってくれ、非常に信頼が置ける。
(もちろん、予算もあると思うので優先度は話す必要はあると思うが。我が家は土地の場所の次に高気密・高断熱が優先だった。理由はもちろんボクが暑がりで寒がりだからだ。)

ざっとであるが、これが我が家の高気密・高断熱の仕様だ。まだ絵に描いた餅なので、実際は住んでみての感想が書けたらと思う。

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