2008年10月2日木曜日

浴室基礎の断熱点検口

今回はボクが気に入っている部分、浴室基礎の断熱点検口についてメモっていく。
凄くマニアックな話題だ。

基礎パッキンを用いた場合、断熱は床下断熱を行う事になるかと思う。
その場合、浴室は通常の床より下がる部分があるので床下断熱を行えない。

ではどうするかというと
1-1.浴室は外と見なして断熱ラインから浴室を切り離してしまう。
1-2.浴室の基礎内までを内と見なして、浴室下部の基礎は基礎内断熱とする。
といった2通りが良く使われる工法だと思う。

我が家は後者の方式(1-2)だ。

ただ、その場合問題となるのが床下点検。
浴室内に床下点検口は設けられないので、この場合は
2-1.人通口は断熱材で塞いで、点検時は壊す。
 (本当だろうか?頻度は少ないとはいえ、ちょっと乱暴な気がする)
2-2.洗面まで基礎内断熱として、洗面側に床下点検口を設ける。
といった方法があるようだ。

我が家はここでも後者の方式(2-2)を想定していた。

ただ、洗面までを浴室と一体の基礎内断熱としてしまうと、別の問題も発生する。
水回りは浴室、洗面のみでなく、キッチンやトイレもあるからだ。
つまり、他の水回り向けに床下点検口が、もう一つ必要となる。
床下点検口は収納庫としても使えるが、2つあっても余り活用されない気がする。
(今住んでるところでも床下収納はあるが余り活用されていない。これはボクの場合で活用する人はすると思う。)
また、洗面はクッションフロアを予定しているので点検口もありだけど、他の部分はフローリングで点検口をつけるのはちょっと抵抗があった。
(キッチン床もフローリングなので、あとクッションフロアな場所はトイレくらい?)

そんなとき、SO設計事務所のSさんが提案してくれたのが、これ。

城東テクノさんの基礎断熱点検口。

気密、断熱に対応した基礎の人通口に設置する言わばドアみたいな物だ。
これがあれば、洗面の床下点検口から入り、気密断熱ドアを開け浴室下の点検が可能となる。
つまり、1-1の方式で点検時は壊さず断熱ドアを開けるという事だ。
断熱ラインの内側に入るときは断熱ドアを開けてはいるという、極めて単純で当たり前だが、合理的なやり方だ。

ちなみにこの製品が発表されたのが城東テクノさんのページによると2008.06.13らしい。
こういった新しい情報もキャッチして、検討、提案してくれるのは非常に嬉しい。

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